自治体によって違う!なぜ分別の必要があるのか考えてみよう

「分別って意味があるの?」誰もが疑問に思うことはあるようです。

その理由の一つとして、住んでいる所で分別の仕方が違う、ということがあります。

例えば、自分の地域は細かく分別していて大変なのに、知り合いのところは分別の種類が少ない、と言う地域もあります。違うが為に疑問に思うのは仕方ないかもしれない。

市町村によって、分別方法が違うのは確かです。だからと言ってそれが無意味とは限らないのも確かなのです。

自治体で分別の種類が違うのは、その自治体のごみ処理能力の違いからきています。

例えば、人口が多い都市部での多くはゴミも当然多くなります。となると、ゴミを分別して出してもらってリサイクル処理をしようとしても、量が多すぎて処理が追いつかない。

人口が少ない地域ならばゴミの量も当然少ないから、業者も対応できる。となります。

要は、リサイクルを大きく謳っていようとも、事業的な実情としては、ゴミの量に追い付いていない、ということになります。

でも、だからと言って現状分けているリサイクル品(いわゆる資源ゴミ)をやっぱりゴミとして燃やすのもどうかと思います。

リサイクルできでるゴミは、基本の流れとして消費者が分別してゴミを排出し、自治体がゴミを分別して回収、業者がそれをリサイクル品として再生することになっています。

これが容器包装リサイクル法で、平成7年に制定、平成9年に本格施行されています。(正式名称は、「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」)

対象としては、金属(アルミ缶、スチール缶)、ガラス、紙(紙パックや段ボールなど)、プラスチック(ペットボトル、プラスチック製の包装など)と別れています。

この中でビン、ペットボトル、紙製容器包装、プラスチック容器包装は企業にリサイクルの義務が生じ、アルミ缶、スチール缶、紙パック、段ボールには義務はなしとなっています。企業が違反をすれば当然罰則はあります。

企業としては義務となっているが、どういう義務を負うかというと、一言で言えば金銭的な負担を受ける形になっています。日本容器包装リサイクル協会を通して再商品化の委託料をリサイクル業者(再商品化する企業)に支払う、ということです。

日本容器包装リサイクル協会は、平成8年に設立されており、リサイクルの義務が生じている企業から再商品化の業務を受託、再商品化を行う企業への委託する、要は再商品化をするためのコーディネーター的な役割を事業としています。もちろん、リサイクルの普及や世間への周知も行っています。

そもそも何故分別しないといけないのか、という原点にかえった理由を見ると、細かい理由はいくつかあるのですが、一番はやはりゴミの埋立地が切迫した状態だから、というのがあげられます。

ゴミ処理場の能力もその市町村によって違うので、全てが燃えるとは限らないということもあります。

よく、プラスチックを分別して回収していっているけど、結局は燃やしているから意味がない、という意見もありますが、そこで発生するエネルギーを利用しているということもあります。ただ燃やしているだけではないのです。

確かに理想と現実という意味でリサイクルに関しては、現状みんなが理想としているところにまで進んでいないと言うこともあるし、いろいろな側面もあるけれど、それでも少しずつ再利用商品も増えているし、がんばって企業もたくさんあります。

私達は私達のできることはやっていきたいな、と思います。