食事はやっぱり地元のがいい!「地産地消」って聞いたことある?

「地産地消」という言葉を聞いたことはあるでしょか。

地元で作られたものを地元で消費するという意味です。ここ最近よく聞かれるようになったのですが、主に農産物や水産物、要は食べ物に関して使われる言葉になります。

例えば家は地元の材木で作るなど、食べ物以外でも地元の物を使うのは推奨されることですが、多くは野菜や果物、魚などで言われます。

なぜ「地産地消」がいいのか。「安く野菜が買えればどこでもいいじゃない。」と考える人もいるでしょう。やはり家計を考えると安いに越したことはありません。

しかし、地元のモノでも価格で言えば、直売所を見ても安いものはいっぱいあります。メリットはこれだけではありません。

地元の野菜と全国に配送している野菜を比べた場合、全国に配送されているということ=(イコール)遠くの地域で売ることになります。例えばトラックで運んでいれば、そのガソリン代も人件費も掛かっています。それに比べて、地元ならば移動が少ないので経費が少なくすみます。

もし、地元で採れた野菜と遠く離れた地域で採れた野菜が同じ価格だったとしても、実際には物品の移動で掛かった燃料代や人件費が掛かる割合は大きく違います。と言うことは、野菜の原価は遠くで採れた野菜の方が安いことが簡単に想像できます。

その分の農家の利益が少ないということになるのです。確かに物価が安い方がいいでしょうが、そのしわ寄せが農家に降りかかるのはいかがなものでしょう。(もちろん全てがそうだと言うわけではありません。)

地元より遠い農家を蔑ろにするわけではなく(当然、地元だけでは採れない野菜や魚もあります。いろいろ食べるのはいいことです。)、それぞれが地元の物を多く利用すれば、その分の利益は地元の農家に還元されます。そういう意味では国産と外国産も同じことが言えます。

また、農産物にしろ水産物にしろ、地元のものを利用するということは、遠くから移動するよりも時間が掛らない分、鮮度が良いものが手に入りやすいと言えます。美味しく食べられます。

コストが掛らないと言う言い方をしましたが、移動分の燃料も少なく済むので、地球環境にも優しいと言えます。これもエコに繋がります。

さて、地産地消としては、どのような販売方法、販売店があるかを見ると、直売所(道の駅を含)、量販店の地元農産物コーナー、学校給食、福祉施設(食事やお弁当)、観光地のおみやげコーナー、JAなどでつくる加工品。他にも細かく見るとまだまだあるでしょう。

そもそも「地産地消」は、食料自給率や食育にも大きく関わることでもあり国でも推奨されており、それこそ学校給食や施設で地元の野菜を利用することを促進しています。

例えば農林水産省では、地産地消で優良な活動をした人を表彰したり、学校給食や社員食堂、外食などに地場農林水産物の食材を利用したメニューのコンテストも行っています。

日本には、あちこちに昔から続いている地元料理も多く存在しています。地元から離れるとなかなか食べられなくなることもあるでしょうが、地元に帰ると懐かしく食べたいと思う人も多いのではないでしょうか。当然、地元料理はその土地で採れるモノでつくられていますよね。

地元で採れるモノは、子どもの頃に気持ちに戻れる大切な思い出の一つにもなるのではなっているといいなと思います。